地方出張、新幹線と飛行機どちらにする? その2 〜西日本編〜

店長のひとりごと
出典:博多の魅力

その2 〜西日本編〜

西日本はバスの移動時間が長め

「その1」からのつづき

前回の東日本編に引き続き西日本編をお伝えしたい。
西日本はバス移動の時間が長いエリアも多く、東日本以上に好みが出るうえ、しっかり調べてから移動しないと接続の悪さに無駄な時間を過ごす羽目になりかねない。

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中部・北陸地方

静岡(静岡・浜松):どちらも新幹線
まあ、どちらも新幹線。「のぞみ」が停まらないから時間には注意。
どちらの駅も駅ナカや駅周辺に美味しいお店がある。でも「さわやか」の混雑は想像を絶する。

愛知(名古屋):新幹線
名古屋は完全に日帰り圏内。
前に一度どうしても名古屋に行く必要があるタイミングで、新幹線がしばらく不通で成田発の飛行機で行ったことあるけど、2度と飛行機では名古屋にいかないと思った記憶がある。東京駅から4〜5時間かかった。

富山・金沢:新幹線
この2つの都市は、2015年の北陸新幹線延伸以降は新幹線を使っている。
それ以前は飛行機だったが、特に小松空港から金沢駅まではお世辞にもアクセスが良いとは言い難い。

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関西地方

三重(四日市・津):名古屋まで新幹線→在来線(JRか近鉄)
三重は後述する奈良・和歌山と並んで出張族泣かせのエリアだ。
名古屋までの便が良いのでギリギリ日帰り圏内だが、宿泊が必要な時は極力名古屋に宿泊するようにしていた。

京都:新幹線
以前に記事にしたが、航空系の上級会員になるため、マイル修行の一環として伊丹着の飛行機を使っていたこともあるが、それ以外では新幹線一択だ。

大阪:飛行機か新幹線
飛行機を好んで使用している。バスは空港バスだが、特に大阪駅行きはいつも混んでる。所要時間は25分くらい。
詳しくは、以前の記事「大阪出張、新幹線と飛行機どちらにする? その1」
「大阪出張、新幹線と飛行機どちらにする? その2」を参考にしてほしい。

出典:乗り物ニュース

兵庫(神戸):飛行機か新幹線伊丹空港
以前は新幹線をメインで使っていたが、伊丹空港から三宮駅まで空港バスで40分程度で到着するので、飛行機メインに切り替えた。
バスは快適に過ごすことができる(伊丹空港→大阪駅より快適だ)。

奈良(奈良・橿原):京都まで新幹線、京都から在来線
三重と並ぶ出張族泣かせのエリア。
しかも東京から日帰りは難しい。わたしは諦めて半日くらい奈良観光をすることにしていた。

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和歌山:新大阪まで新幹線、新大阪から在来線
三重、奈良につづく出張族泣かせのエリア。
救いは特急で新大阪(大阪)から1時間ちょっとで行けること。
関係ないけど、「和歌山駅」と「和歌山市駅」ってなんか紛らわしい(後述する松山にも同じ問題が・・・)

中国地方

岡山:飛行機使用、岡山空港
岡山空港から岡山駅まで空港バスで30分くらい。混雑している時もあるけど比較的快適。
岡山と次の広島は新幹線派と飛行機派が拮抗するエリアだと思う。わたしは航空系の上級会員(JGC)でラウンジでビールが飲めるので飛行機派だが、上級会員じゃなかったら新幹線かな。

広島(広島市):飛行機使用、広島空港
広島空港から広島駅(またはバスセンター)まで空港バスで50分くらい。バスは比較的混雑しがち。バスに揺られる時間も本州最長。
空港の立地が悪く、お世辞にも使いやすいとは言い難い。でも新幹線の4時間も長い・・・
空港内の飲食は楽しめる。お好み焼き美味しい。

鳥取(米子):飛行機使用、米子空港
米子空港から米子駅まで空港バスで30分くらい。空港バスの割に停留所多め。バス内は快適。日本海沿いを走るので景色も良い。
決して広い空港ではないが、地元で有名な居酒屋が入っていたりして割と楽しい。
岡山から特急やくもで行く方法もあるけど、お勧めしない。やくもは振り子電車ですごく酔う。わたしは米子に着いて酔いが覚めるまで半日寝込んでいたことがある。

出典:wikipedia

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四国地方

愛媛(松山):飛行機使用、松山空港
松山空港からJR松山駅まで空港バスで15分くらい。
バスの移動時間は短めで快適。ただ、似た名前の伊予鉄の「松山市駅」ってのがあるので注意。どちらの駅もそれなりに栄えているので、しっかり確認しておかないと間違える。
空港の蛇口からみかんジュースがじゃぶじゃぶ出ると思っていたがそうではないらしい。

徳島(徳島市):飛行機使用、徳島空港
徳島空港から徳島駅まで空港バスで30分くらい。
バスは比較的快適。空港は綺麗だが、あまり特徴はない。

香川(高松):飛行機使用、高松空港
高松空港から高松駅まで空港バスで45分くら、市街地の瓦町までは30分くらい。
個人的な意見となるが、わたしは高松のバスは苦手で地腹を切ってタクシーにすることもある。

高知:飛行機使用、高知空港
高知空港から高知駅まで空港バスで30分くらい。
バスは比較的快適だが、時期によては混雑することも。
空港は広く食事処もあるので、少し早めに空港に着いて食事するのもあり。

出典:高知龍馬空港公式ホームページ

九州地方

福岡(博多):飛行機使用、福岡空港
福岡空港から福岡市街まで地下鉄で10分くらい。
言わずと知れた九州の玄関口。交通アクセスの良さはピカイチだ。
空港も広くレストランも多いのだが、交通アクセスの良さと相まってわたしはほとんど空港施設を使わない。
せっかく福岡に来たなら、さっさと博多や天神の飲食店に行った方が幸せだと思う。

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長崎:飛行機使用、長崎空港
長崎空港から長崎駅まで45分くらい。
バス内は比較的快適。空港が島状になっているので長い橋を通って長崎市内へ向かうことになる。
空港はお世辞にも広いとはいえない。長居は無用だ。

大分(別府、大分):飛行機使用、大分空港
大分空港から空港バスを使用。
大分は注意が必要、わたしは何度かやらかした。
バスは「大分・別府行き」と「大分行き」がある。
別府に行くのであれば「大分・別府行き」に乗れば45分くらいで着くが、大分駅に行く際は「大分行き」に乗らないと20分程度余分に時間がかかることになる。ちなみに大分駅直行で60分くらい。
空港は広くて快適。食事も美味しい。

博多や北九州経由で特急ソニックで行くのも良いと思う。博多から乗った際に北九州でスイッチバックするのでちょっとびっくりする。

宮崎(宮崎):飛行機使用、宮崎空港
宮崎空港から宮崎駅まで空港バスで30分くらい。
バスは比較的快適だが距離の割に停留所が多いように感じるので、急いでいる時はタクシーを使ってた。タクシーで空港から駅まで20分くらい。
空港内は広くて快適。だけどわざわざ空港内で何か食べようと思わないかな・・・

熊本(熊本):飛行機使用、熊本空港
熊本は駅と繁華街が離れている。
熊本駅は熊本空港から空港バスで60分くらい。空港から繁華街(通町筋)まで30分くらいで着く。
バスは比較的快適。熊本駅まで行くと結構な長旅となる。
熊本空港は広くて快適。

九州全般に言えることだが東京近郊や大阪近郊から多くの人が飛行機を利用するため空港の設備はしっかりとしている印象がある。

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鹿児島(鹿児島):飛行機使用、鹿児島空港
鹿児島も新幹線の乗り入れる主要駅(鹿児島中央駅)と繁華街(天文館)が離れているので注意が必要だ。
鹿児島空港から空港バスで鹿児島中央駅まで50分、天文館まで1時間10分くらいかかる。
空港から市街へのアクセスは高速道路を飛ばしたうえで1時間くらいかかるので、個人的には日本有数のアクセスの悪さだと思っている。

ただ、鹿児島県民に聞いたところ、桜島の火山灰を避けるためにあえて空港の遠くに設置したとのことなのでやむを得ない。

空港は広い。あまり都内近郊にいる住民には馴染みがないが、鹿児島周辺の’島嶼部に乗り継ぐためのハブ空港として機能しているとのこと。見慣れない飛行機なんかもあって時間を忘れて楽しめる。

それと余談だが、鹿児島中央駅以外に鹿児島駅もある。こちらは非常に寂れた駅なので注意が必要だ。(むかし、タクシーで連れてこられたことがある。絶対ワザとだと思っている。)

出典:鹿児島市観光ナビ

まとめ

西日本のボリュームが多く、バランスが悪くなってしまった。
特に関西・中国地方はわたしが酒飲みでJGCホルダー故に好んで使用しているルートがあることも否めない。

つらつらと書いたが、ぜひ参考にしてほしい。

(おしまい)

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店長のひとりごと
執筆担当者
この記事を書いた人
ぶたねこ店長

現在、個人事業主としてECショップ運営を中心に活動しています。

23年間、会社勤めをしていました。うち22年間は最大手の外資系宝飾ブランドに所属していました。
店頭業務にも携わっていましたが、主にオフィス業務で商品開発、販売促進、マーケティング、取引先との交渉など多岐にわたる業務をこなし、さまざまな知識と経験を得ることができました。

さらに、GIA G.G.(米国宝石鑑定資格)というマニアックな資格を米国で取得しているので、宝石や英語学習に関する見識があります。

10年以上に渡り出張族(日本国内がメイン)として、佐賀県以外の都道府県をすべて訪問し、地方の居酒屋などもよく知っています。

これらの事をブログで発信していきます。
「Curio Trading ブログ」(宝石や百貨店などの特化ブログ)
「店長のひとりごと」(雑記ブログ) という構成になります。
ぜひご一読ください。

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