あっという間に大晦日
そんなわけで、ふと気がつくと大晦日になっていた。
サラリーマン時代には当然のようにやっていた年末恒例行事の「年末調整」がない事に違和感を感じてしまう。
もう一つの年末の恒例行事に「年越しそば」がある(少し強引か・・・)。
わたしは山梨県甲府市の出身なのだが、「宝石」が地場産業の一つとして有名でわたしの実家も宝石のメーカー業を営んでいた。
当然、他の家庭と同じように大晦日に年越しそばを食べるのだが、我が家はそば打ちから始まり、天ぷらなんかもかなり盛大に作っていた。母親がいうには、宝飾業を営む家庭は昔から年越しそばを大事に食べる習慣があるそうだ。
正月前にもご馳走にありつけるわけだから、当時は深く考えることなく大晦日にそばを貪り食っていた。
社会人になり、外資系ではあったが宝飾業に勤めだし、年末に同僚に年越しそばの話をしてみても、誰も知らない・・・
これはもしや母親のガセ話かと疑い、調べてみると以下のように記してるのを見つけた。
銀細工師が金箔を延ばす為にそば粉を用いたとする説。
金銀細工師が金粉銀粉を集める為にそば粉の団子を使用したことから金を集める縁起物であるとする説。
(wikipediaより)
他にも諸説あるようだが、確かに宝飾業に関連する説もあるようだ。
(お母様、疑ったりしてゴメンナサイ・・・)
そんなわけで、今夜は(も)年々つまらなく感じる紅白歌合戦を観ながら年越しそばを食べる事にしよう。
良いお年を!!
(おわり)
コメント