年の瀬にふと思う

店長のひとりごと

あっという間に大晦日

そんなわけで、ふと気がつくと大晦日になっていた。
サラリーマン時代には当然のようにやっていた年末恒例行事の「年末調整」がない事に違和感を感じてしまう。

もう一つの年末の恒例行事に「年越しそば」がある(少し強引か・・・)。
わたしは山梨県甲府市の出身なのだが、「宝石」が地場産業の一つとして有名でわたしの実家も宝石のメーカー業を営んでいた。

当然、他の家庭と同じように大晦日に年越しそばを食べるのだが、我が家はそば打ちから始まり、天ぷらなんかもかなり盛大に作っていた。母親がいうには、宝飾業を営む家庭は昔から年越しそばを大事に食べる習慣があるそうだ。
正月前にもご馳走にありつけるわけだから、当時は深く考えることなく大晦日にそばを貪り食っていた。

社会人になり、外資系ではあったが宝飾業に勤めだし、年末に同僚に年越しそばの話をしてみても、誰も知らない・・・
これはもしや母親のガセ話かと疑い、調べてみると以下のように記してるのを見つけた。

銀細工師が金箔を延ばす為にそば粉を用いたとする説。
金銀細工師が金粉銀粉を集める為にそば粉の団子を使用したことから金を集める縁起物であるとする説。
 (wikipediaより)

他にも諸説あるようだが、確かに宝飾業に関連する説もあるようだ。
(お母様、疑ったりしてゴメンナサイ・・・)

そんなわけで、今夜は(も)年々つまらなく感じる紅白歌合戦を観ながら年越しそばを食べる事にしよう。

良いお年を!!

(おわり)

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店長のひとりごと
執筆担当者
この記事を書いた人
ぶたねこ店長

現在、個人事業主としてECショップ運営を中心に活動しています。

23年間、会社勤めをしていました。うち22年間は最大手の外資系宝飾ブランドに所属していました。
店頭業務にも携わっていましたが、主にオフィス業務で商品開発、販売促進、マーケティング、取引先との交渉など多岐にわたる業務をこなし、さまざまな知識と経験を得ることができました。

さらに、GIA G.G.(米国宝石鑑定資格)というマニアックな資格を米国で取得しているので、宝石や英語学習に関する見識があります。

10年以上に渡り出張族(日本国内がメイン)として、佐賀県以外の都道府県をすべて訪問し、地方の居酒屋などもよく知っています。

これらの事をブログで発信していきます。
「Curio Trading ブログ」(宝石や百貨店などの特化ブログ)
「店長のひとりごと」(雑記ブログ) という構成になります。
ぜひご一読ください。

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